ね こ ろ ぐ

イヌのココロを持ったネコ。イタリア暮らし。ドラマチックな毎日をつづっています。

これ、あやしいんじゃないか??

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 フィレンツェ カンポ・ディ・マルテ駅 サッカー場の近くにあります。

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フレッチャ・ロッサ 『赤い矢』という名前のイタリア国鉄の特急。これじつは新幹線より早く走れるキャパがあるけど、実際はフィレンツェーミラノの300キロが2時間半ぐらいかかる。

新幹線は新幹線だけの線路があるけど、この列車、専用路線があるのは1部だけで、あとはローカル線も同じ線路の上を走っているから、どーにもならない。

 

 

で、あやしいのは電車じゃない。

わたしが見たアサヒコムのネットの新聞のこと。

 

海外にいるから新聞はネットで見ることになるけど、今日、こんな記事がしかも最初の見出しの横に3杯のカクテルグラスの写真とともの載っていた。

 

長崎市が香港、モナコと並んで世界新三大夜景に昨年選ばれたことを記念して、日本バーテンダー協会長崎支部が3都市を表現したカクテルを作った。』

 

 なんでも疑問に思う私。

 

『誰が選んだんだ???』

ー日本夜景遺産事務局。

 

『なんだそれ?どこがやってんだ??』

 

ということがすぐに調べられる時代。

 

代表理事・日本夜景遺産事務局長 丸々もとお っていうおじさんが一人でやってるみたいなんだけど、夜景認定氏が3500人いるって、なんかあやしくなーい?? 

ネット新聞の見出しにも、あえてだれが選んだとか、そういうことは何も書いてなかった。

自分で勝手に賞を作って、審査料や登録費何かを請求するんだろうなきっと。

地方自治体に授与式でもしてもらって、どっかのホテルや観光団体と組んでやってる、もしかしてなんかのトリの名前に近いビジネスじゃあないの??

それに、夜景ってエコじゃないよ。

そういうものを遺産って呼べるのかな。

大都市やその周辺では夜空が赤い。

まっ黒な夜空や、降ってくるようなたくさんの星っていうのは、イタリアに来て初めて見た気がする。

夜は漆黒なんです。

 

そんなんだったら私だって、『一番おしゃれな街大賞』とか、

『ネオンサインが思いっきり派手で賞』とか、

『一番長いブログ大賞 (^_^) 』とか、

『おいしいブログ事務局保存協会フィレンツェ支部』とか、

作れちゃうし、そういうとっても表面的なことに、ほいほいのっかって、日本を代表する新聞の、たとえネットだとはいえ、載せちゃうのはいただけないなぁ、と思いながら、あやしいとおもい、検索して、ブログに書いてること自体、もしかしたら、思う壺にはめられたのかも、と、またいつものようにもやもやしているのであります。

 

でも書いたらちょっとすっきりしますた。

 

PS. 『私のわすれられない失敗談 長崎編』

何年か前、お仕事の関係で長崎のあるブティックを訪ねることになった時、駅まで迎えに来てくれる予定だったのが、自分でトラムに乗っていくことになり、どれに乗ればいいのか問い合わせたところ『観光通り』行き、というのに乗ってください、と言われた。

でも相手に方言のイントネーションで言われた私は

『閑古鳥行き、ですかぁ??』と言ってしまった。

相手『…』