ブラックなトマトたち
いつ頃からだろう、八百屋さんや、スーパーマーケットの棚に、見たことがない新種?のお野菜が並ぶようになったのは…
日本でもアイスなんとか・・・っていう葉っぱや、エリンギかエンギリかどっちかわからないけど、そういうきのこ、昔はなかったと思う。シメジと、エノキタケくらいだったんじゃないかな。
知らない名前のおいもや、etc,....
トマトに関しては、ここイタリア、原産国ではないにせよ、トマト王国イタリアのこと、もともといろんなトマトがあった。
たぶん、シチリア産のパキーノという、ミニトマトが世界中でサクセスしたあたりから、急にマーケットに並ぶトマトの種類が増え、ユーロになったのに合わせて値段も高価になったと思う。
この写真の黒トマトはたぶん今年初めて見た。
何年か前にはパキーノくらいの小粒の黒トマトで1キロ8ユーロくらいの値段で売っていたから、普段の庶民の食卓には手の届く範囲ではなかった。
だってその昔、普通のトマトはこの時期1キロ、500リラ、そのころのおおよその両替率で考えると日本円で30円くらいだったんだから、1キロ8ユーロ(=1600リラ=およそ1000円)のトマトがいかに高価なものかご理解いただけると思う。
今日、何日かぶりにマーケットに行ったら、今まで小粒のでしか見たことがない黒トマトのノーマルサイズ・バージョンが1キロ3ユーロだったので、買ってみたというわけ。(^_^)
さっそくお味見。
香りは強めで、甘みも酸味も強い。
味が濃い、っていうんでしょうね。
ついでに皮もしっかりしてる。
なんだか昔懐かしい、男性的な感じのトマトでした。
今夜はこれでブルスケッタにしよう!!!