今夜、サマータイムになります。
おとといのフィレンツェ。今年はまだこんな、冬景色のような街並み。
今夜、ヨーロッパではサマータイムになります。
サマータイムって言葉では聞いたことがあるけれど、実際にどうなるか、っていうのは私も住んでみるまで知らなかった。
夏の間、太陽の出ている時間帯を有効に利用する目的で、現行の時刻に1時間を加えたタイムゾーンを採用する制度、又はその加えられた時刻のこと。
で、ヨーロッパでは3月の最後の週末に、つまり今夜、夜中の2時が1時間進められて3時になるんです。
今夜の午前2時以前に出発する夜行列車は、明日は1時間遅れて着くことになる。(+_+)
つまり今夜はいつもと同じ時間に寝て、いつもと同じ時間に起きようとすると、1時間少なくなっちゃう。(>_<)
ややこしいかい??(^_^)
今夜からサマータイムが終わる10月の最後の週末までは、毎日1時間早起きすることになるのです。
サマータイムを実行することによって、電気の消費が大幅に節約できるらしい。
日本がサマータイムを実行しないのは、今となっては、1時間早めることによって節約できる電気の量よりも、ありとあらゆる時計やシステムを1時間早めたり、また10月にもとに戻したりすることの費用のほうが高くなるんだそうだ。
おっしゃる通り!
サマータイムにしますよ、と言って時計を早めたりしなくても、みんなが一斉に1時間早起きすることにして、学校も会社も1時間早く始めることにすれば結局同じことなんだけれど、人間というのはなかなか、そうできないもの。
人間のほうではなくて、時計のほうを変えちゃうほうが、文句が出なくて簡単ですね。
誰が考えたんだろう、サマータイム。
なんかほかのことにもつかえそうだね、この方法。
5月6月にもなると、サマータイムのおかげで、陽が沈むのが夜の9時半とかだったりして、お仕事が終わっても、まだ午後早い感じでそれからまだいろんなことができるのでなんだかうれしい。
わたしは京都の出身なので、夏があまり好きではなかった。
夏は、べったり張りつくような暑さの戸外から、おうちに帰ってエアコンの冷風を浴び、お昼寝でもするときが、至上のしあわせと感じたものだった。
フィレンツェは盆地で地形的にも京都に似ていて、イタリア人は
『フィレンツェは湿気が多いからねぇ…』
というのだが、わたしなんか、京都の湿気で鍛えられてるから、全然感じない。
真夏もさわやか。
一度、祇園祭りのころの京都にいってみ!
息も詰まるほどの湿気だから。
フィレンツェのこの家にはエアコンもないが、ホントいうと、ひと夏の間、10日間くらいはエアコンがあってもいいかな、って思う日はあるけど、まずまず快適に過ごしている。
今年の春は、まだ寒くてお天気も悪い。
でもこれからちょっとずつあったかくなる!
トマトもだんだんおいしくなってくる!
追記:396さん、出ません。もしかして、わたしになんか、術かけましたか??