ね こ ろ ぐ

イヌのココロを持ったネコ。イタリア暮らし。ドラマチックな毎日をつづっています。

自転車泥棒め!!

 

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 街で見かけた自転車。

タイヤ、盗まれちゃったんですかね??

 

 

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フィレンツェ:ドゥオモ / サンタ・マリア・デルフィオーレ

 

 

5台目の自転車が盗まれて、6代目の自転車になった。

今までも、真っ新のピカピカの自転車ではなく、できるだけ目立たない、ちょっと錆でも浮いたようなジミーな自転車を使ってきたつもりだが、自転車泥棒にはそんなことは関係ないのか、はたまた、わたしのように、みんながジミーな自転車を求めるからか、見かけとは関係なく、盗まれ続けた。

 

フィレンツェのような小さな町では、自転車がとっても便利。

今度の市長さんが、歩行者専用地区を広げているので、バスもタクシーも、とっても大回りしていかないと目的地に行けない。

我が家からだと、徒歩でも速足で行けば駅まで15分くらいで行けるが、バスに乗ると、(めったにないことだが)たとえバスが時間通りに来たとしても30分近くかかる。

自転車だったら、ひとっとびだ!

 

その分、需要もよその町より多いんだと思う。

 

1度だけ、マルコが真っ赤な新品の自転車をプレゼントしてくれた。

それを私は”フェッラーリ”と呼び、盗まれないよう、美術館の前にかかっているような、極太のクサリと特大の南京錠をかけていた。

 

その鎖も南京錠も自転車泥棒には勝てなかった。

3か月くらいしたときに、朝、自宅下の自転車繋留機?(と言っても、自転車を鎖でつなぎとめておく手すりのようなものですが。)につないであった私のフェッラーリが消えていた。がーん!(T_T)

その場所にはクサリだけが落ちていて、クサリの何か所かに金属のこぎりのようなもので削り取られた跡があった。

狙われてたんだ。

きっと、来たのは1回だけじゃなく、わたしのクサリに何回かトライしていたんだ・・・

 

それから後も盗まれること3台。

 

今度のカギは、チェーンに南京錠ではなく、U型にまがったスクーターにも使えるものを購入した。

いままでも、持つのに重いほどのクサリや商店のシャッターにも使えそうな南京錠を使っていたのだけれど、このままだと、ニワトリがタマゴと追いかけっこするみたいにらちがあかない。(どういういみだ??)

 

こんどは、夜は自転車はマルコの工房の中に入れてもらうようにしている。

だけど、油断はできない。

盗まれたのは夜だけじゃないんだから…

 

 

なんでもそうだが、新しいものは気持ちがいい。

前の自転車はブレーキが利かなくて、ちょっとスリルがあったが、今度のはまだ新しいからよくきく。

でも、石畳のでこぼこ道を毎日行くと、少しずつあちこちのねじがゆるんでゆがみが出てくる。

どうぞ、今度のは盗まれませんように!!