ウオシュレット。ビデの正しいつかいかた
ヨーロッパを旅されて、ホテルで便器の隣にビデがあることがほとんどだと思いますが、何するものか、ちゃんと知ってる人は意外と少ないんじゃないでしょうか?
ある場所からして、おおよその想像はつくでしょうが、いっときますが、そこでは用は足しません。
スイカを冷やした、とか、洗濯に使った、という知人はいます。
ビデは、いえば、低い位置にある洗面台(顔は洗いませんが・・・)で、用を足したあとや、女性なら、女性の日などに、お尻を洗うのに使ったり、足が汚れたときや、夜ベッドに入る前、足を洗ったりするのに使います。
むこう向きにまたがって使うのが普通だと思います。
ざぶざぶあらえます!
日本にはウオシュレットというすぐれものが普及していて、お産!の後、しゅーっと洗ってくれるわけですが、イタリアにはお尻洗い専用の液体せっけんもあり、シャワーで流しただけとは違う、『洗ったぞ!!』という充実感があります。
で、同じく、ヨーロッパのホテルの場合、バスルームには3種類のタオルが置いてあると思います。
シャワーを浴びた後に使う一番大きなバスタオル。
手などをふく、いわば普通の大きさのタオル。
そして小さなタオル。
ここで問題なのはその小さなタオル!です。
『あれで顔拭いてるよー』
別に問題ありません!
ちゃんと洗濯してあるんだから。
でもそれは、ビデでお尻を洗った後に使うタオルです!
イタリアではビデの前にタオルハンガーがあって、そこにかかっている場合もありますが、まとめてひとところに3種類のタオルが置かれている場合もあります。
ウォシュレットが日本で普及し始めてもう30年くらいでしょうか。
外人で日本に行ったことがある人はまず、日本のハイテクノロジーなトイレに驚きます。(*_*)
トイレのドアを開けると蓋も自動で開いたりして、それにまず驚きますが、座ってあったかい。(^_^)
日本の我が家に来た外人客は、だいたい皆、座る前にボタンを押して、便器からぴゅーっとでる水で、トイレの床や壁を濡らしてしまいます。
においも吸い取り、ファンの風が乾かしてくれる。
流すのも今や自動でやってくれちゃうんですからね。
友人の何人かはトイレの映像をビデオに収めて帰りました。
ほんとうかどうかわかりませんが、マドンナも日本のトイレ愛好者で、コンサートツアーの際にはマイ・ウオシュレット、持っていかせるそうです。
写真は、今は亡き愛猫で、お湯を落とした後の、温水であったまったビデの中で包まるのが好きでした。
彼はこの写真でネコカレンダーコンクールに参加して、ネコのカリカリ4袋を勝ち取りました!!えっへん!