生きるのが下手
コムギをみてて、
「こいつまだ生まれて一年も経って無いのに生きるのがうまいなぁ、」
と感心することがよくある。
キッチンに立つと、ふわりと軽くすり寄ってくる。
じっと、私を見つめる。
私は、かわいいなぁ、つい、コムギの罠にはまって、日本から持って帰ってきた美味しい(ん、だと思う)スペシャルなカリカリをあげてしまう。
朝、わたしの鼻のあたまをちょっとだけ、軽く噛みにくる。
この、強く噛まない、というところがまたココロにくい。
私の操り方をよく、知っているようだ。
わたしもコムギにまなばなければ!
それに比べて、本当に生きるのが下手だなぁ、気の毒だなぁと思うのは、
白いネコにつく蚤。
だって、隠れても、動いても、よくわかるんだもん。
ベースが白だからね。
せめて茶トラか、同じ白ベースでも三毛ぐらいにした方がいいよ、と言ってやりたい。
言葉が通じるもんなら!
最近、アンティークショップで、なやんだあげくに買った、ひとりがけソファ。
すわりごごち満点。
でも、さっそくコムギに占領される。
コムギ除けに、ラベンダーの入ったクッションを置いたら、ネコには香りが強すぎるのか、近づかなくなった。(^_^)
爆睡。
さわっても起きない。