その瞬間イタリアでは・・・
バチカンは一つの国家ということになってはいるが、とりあえずローマにある。
それに、イタリア語、話すしね。
イタリア人は、神さまも、きっとイタリア語を話すんだと思っていると思う。
マルコのお母さんに、
『イエスはアラブ人(正確にはユーカソイドというらしい。インドとか、ユダヤとか、そのあたりの混血)だよ、白人じゃないよ。マリアママもね!』
そういうと、カトリックで、ミサにもいき、聖書もよく知っているはずの彼女はちょっと固まってしまう。
わかっていても、彼女のイメージではヨーロッパ系の白人なんだ。
昨日の、コンクラーベの白いけむりが上がった瞬間は、テレビのどのチャンネルを回してもバチカンのベランダが写っていた。
たとえはよくないが、先の天皇陛下が崩御した時と同じ状態。
わたしは夕食を、スカイプを通じて、足を骨折した友人と一緒にしていて、(これははじめての経験だけど、ダイニングのテーブルにPCをおき、スカイプをつけっぱなしにして、私は私の、彼女は彼女の夕食を、別の場所で、別々にしている。)
昨夜は、わたしも一人、彼女も骨折後、お世話になっていた弟の家から自宅に戻って、一人で生活し始めたところだったから、お見舞いがてらスカイプで訪問。(便利だなぁ…まるで未来。)
電話と違って、彼女が車いすでキッチンにワインを取りに行くとこやら、実況生中継だから何百キロか、離れていることを感じない。
もちろん、同じテレビの映像を見ていたから、白いけむりが上がった瞬間は、カメラの前で乾杯。
わたしはカトリックでも何でもないが、お祝い事には参加する。(^_^)
誰になるんだろう、初めての黒人の法王か?
いや、アメリカ人なんじゃないか??
だめ、アメリカにいろんな権力が集中しすぎる。
フィリピン人もいるらしいよ。
中国人もいる。
なぜ日本人の枢機卿はいないんだ???
正直言って、前の法王は胡散臭かった。
など、好き勝手なことをお互いに言いながら、新法王の登場するのを待った。
イタリアの歴史にとっては、法王がだれになるかはとっても大事なこと。
今朝は、またたくさんの番組が、その人、新法王についての番組をやっている。
新法王はぴったりのサイズのお帽子と、新調の白いパパユニフォームで登場したが、あれはローマの旧市街にあるテーラーが、ある程度、3人ぐらいの候補者を立て、彼らのサイズに合わせて用意してあるんだそうだ。
さあて、バチカンはこれで片が付いた。
次は国会だ!!
これは複雑だぞぅ…
というあたりでまた次回!
(^_^)