ね こ ろ ぐ

イヌのココロを持ったネコ。イタリア暮らし。ドラマチックな毎日をつづっています。

幸は貧乏人にあり!もしも宝くじに当たったら!!

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長ーいベントレー。

これは我が家のタウンカー。

いっぱいお買いものしても、ゆったり。

でもスーパーマーケットの駐車場にはちょっと大きすぎて入れないことがある。

なんて、うそうそ。

 

もしも宝くじに当たったら!!

宝くじもいろいろあって、1億2億なら、ほくそえんで、他人には知らせず、使い道も堅実に考えないといけないけれど、キモノ犬さんのブログにあったみたいに560億円も当ったら、人生の楽しみなんてなくなっちゃうんじゃないかと思う。

 

100億円当たったとしよう。(すでに気が小さい、460億円少なくなってる。)

だいたいの欲しいものは何でも手に入る。

お金があれば、『美』も『愛』もぐっと手に入れやすくなること間違いナシ。

エステティックに行きたおし、

世界一のパーソナルトレーナーを雇って、ボディラインを磨き、

いい先生について教養を身につけ、

ホンモノの名品と言われるものだけを身の回りに置く。

以上は、お金だけでなく、本人の努力も必要。

マドンナ様に通じるところがある。

 

 

いまさら、バカみたいに大きなおうちに住みたいわけでもなく、別荘もいらない。

 

でもおうちは買うだろうな。大きくなくて、窓から見える景色のいいところ。

大きなおうちでないんなら、お掃除なんかも、わざわざ人に来てもらわなくたって、自分でできる。

だいたい、家に、いつも誰かがいるというよりも、一人で好き勝手にできるほうが楽しい。

(でも、バットマンのおうちにいる、執事みたいな人はいてもいいかもしれない。うーん、でも同じおうちより、そんなに離れていない隣のおうちにいてほしいかな。)

ゴージャスな車に乗りたいわけでもなく、

クルーザーなんかもいらない。

トリュフやフォワグラだって、めったに食べないからおいしいと思うのであって、毎日食べるならおいしい白いご飯や、お漬物、サラダのほうがいいにきまっている。

 

お洋服やジュエリーだって、欲しいな、って思ったものが努力の結果自分のものになるからうれしいのであって、何でもすぐに手に入るなら、そういう喜びってなくなるよね。

 

 

お金持ちの知人がいて、エルメスでもドレスやアクセサリーをいっぱい買う。時々一緒に行くこともあったけれど、そういう人と行くと、お店がシャンパンをごちそうしてくれたりする。(日本人だよ。)

試着も、自分が着るのではなくて、モデルさんが着て、見せてくれる。

ただし、モデルさんと彼女の体型は違うので、素敵と思うものがすべて彼女にとって、いいわけではない。(>_<)

それでも、彼女もまあ、そういうショッピングがたのしいことには間違いないんだろうけれど・・・

 

わたしといえば、いろいろ厄介だぁ、ちょっと胃が痛いなぁ、と思うお仕事をいくつかこなし、(肉体労働だしね。)

そこで得た、収入を手に握りしめ、欲しかったブーツを見に靴屋さんに向かう。

まだありますように、まだありますように・・・

 

最初に見た時から何週間か過ぎ、セールになっていて、それでたまたま残っていた最後の1足が私のサイズだったりしたら、わたしは天にも昇る幸せで、きっとエルメスで何着もドレスを買う、彼女の何倍もの満足感を得る。

これは本当にあったことで、その時私は本当に、きっと私のほうが、幸せだろうなと思った。

 

こういう喜びは、学生のころのクラブの練習が終わって、渇いたのどに沁み渡る、冷たい水道水にも似てる。

喜びも楽しみも、間違いなくビンボー人のほうがたくさんある。

 

 

キモノ犬さんに言っていた、イタリアの宝くじはコレ。

http://www.superenalotto.com/

オンラインでもできるって書いてあるけれど、はっきり言って、日本からもできるのかどうかは不明。(ごめんなさい。1ユーロとか、2ユーロで遊べるので、日本からでもうまくできたら教えてください。ちなみに私はオンラインでやったことはありません。

はてなの人で、当たったら、ぜひご報告ください。赤いお星さまくださいねぇ!!(^_^))

 

1-99までのうちで好きな数字を6つ組み合わせる。

それ以外にもうひとつ数字が選べて、(ジョリーという。)これはその数字が当たると、なんにでもとってかわるいわばジョーカーのこと。

さらにもう一つジョリーを追加するのが、SUPER STARでこれは選んでも選ばなくてもいいはず。

賞金は当たらなければ、次の回に繰り越しになっていくので、当たらない回が積み重なれば、あの、アメリカのおばあちゃんが当てたように、ものすごい金額になる。

何年か前に、一人で114億円くらいあたった人がいた。たぶんこれがイタリアでの最高額だったんじゃないかな。

誰かは不明のままなんだけれど、わたしが、宝くじに当たる仮定の話で100億円にしたのには理由があって、日本の超低金利ではそうはいかないだろうけれど、イタリア人の話によると、その金額を銀行に預けておくだけで、月々5000万円以上の金利になるそうだ。

だから、多少、贅沢に暮らしても、普通なら、そのまま元金には手つかずのまま、死んでいくことになるだろうって言っていた。

 

で、わたしのほぼ毎年イタリアに遊びに来る(もしくは仕事も兼ねて)友人たちは滞在中に、あわよくばと、2ユーロくらい、かけてこのくじを買う。

 

約束ごと。

当たったら、

ちいさな会社のオーナーをしている彼女は会社をすぐに売る。

もしくは欲しいという社員にあげる!と言っていた。

会社員をしている彼女はイタリアから国際電話をかけて、その場で会社を辞める。

そしてチャーター機を手配し、日本に帰り、とりあえずは熱海かどっかの温泉宿を借り切りにし、呼べるだけの友人を呼んで、3日3晩どんちゃん騒ぎをする。

そして酔いがさめてから、使い道を考える。

 

今のとこ、わたしたちのくじは全部はずれ。

使い道をあーでもない、こうでもないと、さんざん考えた後、はずれのくじを見ながらいつもこういう。

 

『さあ、また働かなくっちゃ!』