ね こ ろ ぐ

イヌのココロを持ったネコ。イタリア暮らし。ドラマチックな毎日をつづっています。

パンツだけが問題じゃない、死んでしまったあとのこと

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 死について話すのはなんだかタブーだった時代もあるけれど、この世に生まれてきたものは100%死ぬ運命にあって、それが遅いか早いかだけ。

 だったらどんなふうにしてほしいか、いろいろ家族で話すのも大事なことだと思う。

 私は外国にいるからもしかしてこのまま異国の土になる可能性も高いから、母とも、自分のパートナーとも、冗談とも本気ともつかないまま死ンだらどんなふうにしてほしいか話すことがある。

 

 IDコールってどうやるのかわからないから、まめさんまめ (id:mame90)、ごめんなさい。まめさんのブログを読んで、ちょっと前にマルコと話していたことを思い出した。

(こうやるのかな?出来たかも、IDコール。)

 

 イタリアの場合、というか、ヨーロッパのほとんどがそうだと思うけど、テレビや映画で見るみたいにドラキュラが愛用している形の棺にいれて、9割がた、土葬になる。

 で、15年ほどたって、棺をあけてみて、きれいに骨になってたら違う小さな入れ物に移して、土葬になっていた場所をあけるのが庶民の方法。

(棺を開けて、中身を確認するのはちゃんとそういう職業の人がいるらしい。)

 だって、村のお墓のスペースにも限りがあり、昔からの人の分、全員の棺のスペースとなると、ものすごく広大なスペースが必要になるからね。

 そうではなく、永遠に自分の墓碑を残したい人は、ココでもお金が必要になるが、スペースを買う!

もっとお金のある人は小さな家族の礼拝堂を立てる。

 有名人や街に貢献した人の場合は永遠に残るスペースが与えられる。

と、やはり死んでからもマネー次第でお墓も変わります。

 

 想像してほしいのは、現イタリア方式!何年かたって棺を開けた時のこと。

どんなパンツをはいた状態であっても、人間が腐った時はきっとパンツもどんなのだったかわからない状態になってると思う。

コットンなんて、腐りやすい素材の一つだと思う。もともと植物だしね。

 はて、ナイロン製のレースのすっごい派手なやつだったら、しっかり残ってたりして!

『うわ!こんなのはいてたんだ!』ってのちの人にびっくりされることもあるかもしれない。

 

でも、パンツどころじゃないよ。

わたしたちが気付いたのは、

ヨーロッパでよくやる、豊胸手術のシリコンは、ナイロンレースどころじゃなく、絶対しっかり残るぞーー!!

オヤヂと話していて、開けた棺の白骨化した遺体の胸にまあるいシリコンが2つ乗っかってるところを想像したら、二人とも噴出してしまった!

 豊胸手術をしているイタリア人の女優さんたちには(イタリア語で書いてないのでわからんだろうが)土葬の前に、胸のシリコンを抜いてもらうことをお勧めしたい。(^_^)

 人によっては唇やおしりのほっぺたにもいれてるから、

『あ、この人はお尻も偽物だったんだな!』とのちの人に知られてしまう。

 

 もひとつ疑問なのは、そのシリコン、ゴミとして捨ててしまうのか、遺体の1部として、骨と一緒に保存するのか、どうなんだろうね???

 

 

わたしは、豊胸手術はしていない。(^_^)/

決して豊かではないと思うが、これでいいと思っている。

大きすぎると重いそうだ。

 

でも、イタリアでも火葬を希望することにしている。

シリコンはないけど、ウジ虫に食われるのはいやだしなぁ、と思っている。

 

 

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にゃんこ、おっきくなりました。

キンギョ、っていう名前にしようかと思ったけれど、(金魚のエサ、とかキンギョのフン、とか言えるのが面白そうで…)結局、自分のなかでしっくりこず、コムギという名前になりました。

コムギちゃん、初めて見るろうそくのほのうです。

しっかり見てます。

さわったら熱いよ…