ね こ ろ ぐ

イヌのココロを持ったネコ。イタリア暮らし。ドラマチックな毎日をつづっています。

イタリアでしか考えられない間違い電話

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 私の家の電話番号は、なぜだか、公共のどこかの番号に似ているようでよく間違い電話がかかってきた。

 それは、日本の家もそうだったし、今のイタリアの家もそのようだ。

 日本の家のときは最悪で、近所のゴルフ場と番号ひとつ違いだったようで、

そこが1か月に1度、予約を受け付ける日になると、おそらく、なかなかつながらなかった人が、よくある内線の一番違いにかけるつもりで試して見るのだろう。

 ひっきりなし。

めいわくなだけ。

そこが予約受付時間中の何時間かの間は、我が家の電話が鳴りっぱなしになった。

宝くじなら、一つ違いは前後賞がもらえるが、電話番号にはなにもない。

 

ゴルフは紳士のスポーツとはいうけれど、間違い電話に

『すみません。間違えました。』ときちんと言える人は多くはない。

『あれ…』とだけ言って切る人。

何も言わない人…

紳士はどこにいるんだ!!

 

最後には、私は私で予約を取ってやろうかと思ったほどだ。

 

あまりにひどいので、ゴルフ場に、

『もっとわかりやすい電話番号にするか、回線を増やすか、違う方法にしてもらわないと、私も迷惑だが、予約をしたいと思っている人もこまっているからいろいろ試すんだろう。』

と、抗議の電話を入れた。

 最初の月は、菓子折りを持って謝罪に来た。

 でも次の月も、その次も、改善されず、抗議しても

『間違うのはお客さんだから、うちのせいではありません!』

と開き直った!!! (゜o゜)

 

 それはずっとそうだったのではなくて、きっと、電話で予約を受け付けるシステムに替えた時に起きたトラブルで、今ならきっとインターネットか何かになっていると思う。

 半年以上もたって、ゴルフ場との間違い電話も減ったように記憶するし、そこにはほとんどいることがなくなったので、その後どうなったのかはわからない。

 

ところが、ここフィレンツェでも時々間違い電話がかかってくる。

 

 

でも、とってもイタリアらしいよ。

 

イタリア以外じゃ考えられないよ。

 

街中にある、有名人の名前をつけた学校と、どうも電話番号が似ているらしい。

 

RRRRR....

 

 

『 ーもしもし、レオナルド・ダ・ビンチ ??』