消費税値上げ、さんせー!?
昨秋、京都に帰った時のこと、母と歩いていると消費税値上げ反対の署名運動をやっていた。
わたしにビラを持って近づいた女性が
『消費税値上げ、反対ですよね!』
熱っぽくそう言って、ペンと台紙を渡そうとした。
ところがわたし・・・
『いえ、わたし賛成ですから…』
そう答える人は誰もいなかったのか、その人、何秒間か固まってしまった。
だって普段、私は場所は違えど、現在21%の消費税を払っている。
イタリア、財政苦しいもんで、この7月からはそれが22%になるらしい。(ーー;)
10%ぐらい、それに比べたら、なんたってことはないや!
死にゃあせん!
自由業ゆえ、自分で納税に行くが、今現在、10万円の収入があったとしたら、そのうち21%は有無を言わさず、すぐ消費税で消えていく。
それ以外に日本でいう雇用保険やらなんやらかんやらでさらに20%ちかく。
それ以外に、固定資産税やら、公営放送の視聴費やら、ゴミ代、ガスの安全管理費(チェックすることが強制されている。しないと罰金)、ホテルに泊まると観光税、車でミラノのような街に入るときは、入るたびに車1台に対していくらという税金を払うし、ざっと思い当たるだけでこれだけあって、これには会計士さんに払う分は入ってないから、10万円の仕事をしたとしても、半分残らない。
手元に残ったお金で、日々の食品など購入するわけだけれど、それにもちゃんと消費税がのっかってるから、2重にも、3重にも税金を払っていることになる。
ただ、ミルクやパンなどの生活必需品には21%ではなく、10%だったり、4%だったりと低い税率が設定されている。
でも、それがあんまり助けになっているとは感じないなぁ…
イタリア、今月末に総選挙があって、この週末あたりからポスターも貼られだした。
おもしろいのもあるので、また写真掲載したいと思うけど、
要は、税金で集めたお金、どんなふうに、なにに使われるかが一番大事なんだと思う。
公金横領が横行するこの国で、いったん政治家になったら、コーヒー1杯、自分の財布から払わないような人ばかりが政治家になったら、たまったもんじゃない。
(いつもたのしい話題を提供してくれるイタリアの政治
http://nekorogu.hatenablog.com/entry/2013/01/05/184004)
ほんとに頑張ってる人にヒカリが当たってほしいもんだ!
♥ 先日のジャガイモ、切り刻むのがこころもとなくて、まだそのまま窓辺に置いてある。わたしには、コアラのマーチで ”目無しコアラ”を見つけた時よりレアだと、興奮したんだけどな。
ブログに写真は載せなかったけど、ハートの山二つのほうから見ると、それぞれの山の真ん中に芽があって、ちょうどおっぱいのようにも見えるんですね、これが…(^_^)
わたしの友達は、
『芋を見て、大地のハートだと思えるあんたがうらやましい』
と、褒められたんだか、けなされたんだか…
えい、この際、埋め戻すか?!
N先生、このお芋の写真撮ってやってください!