ね こ ろ ぐ

イヌのココロを持ったネコ。イタリア暮らし。ドラマチックな毎日をつづっています。

ブダペスト

 

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 飛行機は真夜中の12時を回ってブダペストに到着。この時間でも到着便、出発便がかなりあるのか、空港内外は旅行客でにぎわっている。

 乗り合いタクシーでホテルへ。

 翌日、土曜日は郊外の中央ヨーロッパで一番大きいといわれているアンティークマーケットへ。でもこの国の人はアンティークにはあまり興味がないのか、誰に聞いてもきちんとした行き方がわからない。おまわりさんに聞いても、かろうじて駅名はマーケットの名前と同じだったけれど、地下鉄に乗っていったのに全然違う場所。

 ブダペストで話されているのはマジャール語、アルファベットに点とかVとかがついていて読み方も発音もちょっとちがうから、だから地名を言ってもなかなか通じない。

 やっと、そこを知っている女性と、私のメモが一致してバス乗り場に到着。バスの切符を持っていなかった私たちを、降り際にお金を払おうと思ったら、運転手さんがいらないって、人差し指を立てて横に振った。こういうことは言葉がなくても通じちゃうんだね!ありがとう、運転手さん。

 ようやくついたマーケットでは、ゴージャスなシャンデリアから、ガラクタに近いものまで場所はそう広くないものの、たくさんのお店が並んでいる。この国は街を歩いていても思うけれど、鋳物や鉄のお皿やランプ、テーブルの脚に素敵なものが多い。マルコはエナメルの鳥を、私は同じお店でピエロの形をしたガラスの小瓶を購入。

 マーケットからの帰りは最初に乗りたかった正しい番号のバスでまっすぐ市内中心地まで戻ってきた。大きな食品市場、お土産物屋さん街、たくさん歩いたから早めにホテルに戻って休憩。

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 夕食は国立博物館そばのMúzeum Étterem. 写真のフォワグラ様はこれで2人前。

オードブルに出てきた牛肉のカルパッチョも、デリケートでおいしかったな!

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 日曜日、お天気もぴかぴか、サイクリングにもちょうどいい。今日はホテルでレンタサイクルをして街をぐるぐる。フィレンツェでも自転車で移動することが多いので、私はいつもマルコが自転車に乗る後姿を見ている。あまりにも見慣れた姿なので、ブダペストにいることを忘れそう。(写真:ドナウ川に架かる橋を渡るマルコ)

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  市民公園の温泉を下見した後、ブダの街へ。小高い丘のてっぺんまで自転車で上がる。途中残念なことに私の自転車のタイヤの空気が減っていることに気付いた。パンクかもしれない。でもぺっちゃんこになってるんじゃないし、道行くサイクリスタたちに時々空気ポンプを借りながら(お天気がいいから自転車の人もたくさんいた。らっきー(^_^))完走。

 自転車好きのマルコもご機嫌。でも今日1日で15キロくらい走ったんじゃないかな。夕方、バスタオルと水着を持って再び温泉へ。

 夕食も自転車でレストランに行き、そのあと、夜の鎖橋見学。あーよく走った!!