Notte Bianca ノッテ・ビアンカ - 市役所が市民に夜更かしを推奨する日
シニョリーア広場
昨夜は、NOTTE BIANCA、直訳すると『白い夜』。
『昨日は眠れなかった…』などのように、眠らない夜のことを白という色を使って表現する。
Strada Biancaというのは『白い道』で、これは舗装されてない道のこと。
そういえば地図上でも白いよね。
日本にも『白い恋人たち』っていうお菓子があったな。
関係ないか。
で、本題に戻ると、NOTTE BIANCAでは、夜に様々なイベントが予定されていて、いつもは7時半には閉まるお店も深夜まで営業する。
旧市街全体が写真のようなにぎわい。
人にぶつからずに歩けない。
腹立たしく思うのは、イタリア人は歩いているときに周りの人に注意しない。
肩やカバンがぶつかっても全然平気で、ごめんなさいとも言わない人が多い。
ぶつかるのは嫌いだけれど、前から来る人間が、あまりにも不注意で配慮がない、というのがわかると、こちらからあえて避けるのではなく、バッグの角でも当たってしまえ!って気持ちになっちゃうのは私だけかな?
Notte Biancaではほとんどの美術館が無料で公開され、普段は一般に公開されていない建物や施設も開いていたりする。
オルサンミケーレではコンサートがあった。
ベッキオ宮殿内の地図の間。
同じく、ベッキオ宮殿内のゆりの間。
メディチ家の人はこんな景色を見ていた。
夜はきっと現代のほうがきれいだね。
だってライトアップされてるもーん。(^_^)
同じ部屋の違う窓から見ると、上の写真にあるドウオモのクーポラがうんと小さく見える。
ルネッサンス・マジック!!
宮殿内のメインの場所ではないところにある、サンタ・マリア・カテリーナの像。
わたしのお気に入り。
現代彫刻を思わせるシンプルさと、柔らかく曲がった体のラインがすてき。
本をテーマにしたアートの展示。
これはオルサンミケーレと道を挟んで隣にある普段、非公開の建物の中。
サンタ・マリア・ノヴェッラ広場ではクレーンによってつりあげられたリングの下で、幻想的な空中のダンス。
この写真1枚じゃわからないけど、花火が出たり、風船が落ちてきたり、とっても良かった。
またYOU TUBEか何かを見つけたらUPしますね。
夜遅い時間にもかかわらず、小さな子供やお年寄りもいるところがイタリア的。
でも私たちは早めに帰宅。
朝まで頑張った優秀な市民には、フィレンツェの市役所、ベッキオ宮殿でクロワッサンと熱いカップチーノがふるまわれるそうですよ。
ほんとかな。